夏バテを防ぎ、元気に暑さを乗り切る!
2017/07/21
暑い日が続く夏になると、疲れが抜けにくい、食欲がわかなくなる、これといった病気ではないのに身体の不調が続いてしまう…これはいわゆる「夏バテ」の状態です。
身体の働きをコントロールする自律神経が乱れると、疲労感やだるさ、胃腸の不調といった症状を招き、寝苦しさからくる睡眠不足も自律神経の乱れを招きます。
夏バテしにくい身体作りは、日ごろの生活習慣を整えることから始まります。この機会に見直してみましょう。
夏バテを防ぐ生活習慣
1.こまめに水分補給をする
この時期は熱中症予防のためにも、水やお茶をこまめに飲みましょう。
なおスポーツドリンクを含め、糖質の多い清涼飲料水の飲みすぎは糖質の分解にビタミンB1を多く消費するため、疲労感を招きやすくなります。
2.温度差や体の冷やし過ぎに注意する
外気温との温度差や体の冷やし過ぎは自律神経の乱れを招きます。
エアコンの風が直接当たらないようにして、寒さを感じたら衣類等で調整しましょう。
なお夕方以降の涼しい時間帯に行うウォーキングなどの軽い運動は、自律神経の働きを整えるうえで有効です。
3.睡眠をしっかりとる
暑さによる疲労回復や、自律神経を整えて体調不良を改善するために睡眠は欠かせません。
ただし、睡眠中のエアコンのかけっぱなしは身体を冷やし過ぎ、かえって体調を崩しやすくなります。
就寝時間、起床時間に合わせてタイマー設定を活用しましょう。
4.1日3食、いつも以上に栄養バランスを心がける
暑さで疲れやすく、汗でミネラルを失いがちな体はたっぷりの栄養が必要です。
少量でも多くの品目を食べられるよう、食事の内容に気を配りましょう。
またきゅうりやトマトなどの夏野菜は水分が多く、ほてった身体を冷やす働きがあります。
夏バテ対策にこの一品!
豚肉には糖質をエネルギーに変える働きをサポートするビタミン B1が豊富で疲労回復に効果的です。ニンニクのにおい成分アリシンにはビタミンB1の吸収を高める働きがあり、ゴーヤはストレスで消耗されやすいビタミンCを含んでいます。
汗と共に流れ出てしまうミネラルを補うためのレシピ。ミネラルにはカルシウムや塩分、カリウムなどが含まれます。
のど越しの良い冷たい食べ物で、食欲のない時でもしっかりと栄養補給ができます。
関連記事
-
ストレス解消に効果的な食べ物
ゴールデンウィークが終わり、新年度の慌ただしさも落ち着いてきた頃だと思いますが、 …
-
寒さに負けないカラダづくり
冬になると流行りはじめる風邪やインフルエンザ。 風邪やさまざまな感染症が増えるの …
-
秋の味覚でおいしくダイエット♪
秋はおいしいものがいっぱい。 旬を迎えた食材のなかには、上手に摂取することでダイ …
-
旬のものは身体に良い!?
旬の食材は「美味しい」「身体に良い」と言われますが、その理由はご存知ですか? ◆ …
-
風邪の予防も毎日の食事から!
空気が乾燥し、気温もグッと下がるこれからの時期は、風邪をひきやすくなります。 う …
-
高血圧と食生活のお話
日に日に寒さが増してきますが、この時期、血圧が高めの人は注意が必要です。 寒くな …
-
手づくりおやつにチャレンジ!
もうすぐ冬休みですね! 冬休みと言えば、クリスマスにお正月と、楽しいイベントが盛 …
-
食べることから胃腸を整えよう!
少しずつ過ごしやすい気候になってきましたが、夏の暑さによる不調を引きずってはいま …
-
花粉症と食べ物のお話
そろそろスギ花粉が飛び始める時期です。 スギ花粉のアレルギー(スギ花粉症)に悩ま …
-
頭が良くなる食べ物
ドラえもんに『アンキパン』(暗記パン)という未来の道具がありました。 ※テレビ朝 …
- PREV
- 子どもが歯みがきを嫌がります・・・
- NEXT
- プラークコントロールの基本とは?