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良い歯並びと悪い歯並び

   

このメールマガジンでお届けしているテーマのひとつが『歯並び』です。
ところで、歯並びの『良い』『悪い』とはどんなことなのでしょう?
今回は、「良い歯並びと悪い歯並び」についてお話したいと思います。
◆ 良い歯並びとは?
良い歯並びとは、『良い噛み合わせ』のことです。
良い噛み合わせとは・・・
噛んだ時に上下・前後で2~3mm重なり中央の歯と歯の境目が上下合っていて

前の下の歯以外が上下互いに1本に2本が対応している噛み合わせのことをいいます。

もし、これらの状態に当てはまらない場合は『良い歯並び』とは言えない何らかの問題があります。
悪い歯並びの具体例を紹介していきますので、自己診断をして歯並びの状態をチェックしてみてください。
悪い歯並びとは?
悪い歯並びとはどのようなものなのか、いくつかのパターンに分かれます。
乱杭歯(らんぐいば)
アゴの大きさと歯の大きさのバランスが悪いため、歯の生える場所が足りなくなり、デコボコの状態になってしまいます。

(リスク)
・ 歯みがきが上手にできないので、むし歯や歯周病になりやすい。
・ 見た目に自信が持てない
・ 食べ物をかむ効率が悪い
② 過蓋咬合(かがいこうごう)
奥歯でかむと、前歯が深くかみ込んでしまい、
下の前歯がほとんど見えなくなるくらい
閉じてしまう状態です。

(リスク)
・ 発音が悪くなる。
・ 見た目に問題がある。
・ あごの関節に悪影響が出やすい。
③ 開咬(かいこう)
口を閉じても、前歯や側方の歯が上下でかみ合わない状態です。奥歯はかみ合っていますが、前歯がかみ合いません。

(リスク)
・ 前歯でものが噛み切れない
・ 発音が悪くなる
・ 見た目に自信が持てない
残りのパターンについては、次回のメルマガでご紹介したいと思います。
歯並びが良くないと、見た目の問題だけでなく、食事や会話など日常生活にも不具合を感じる場面が多々あります。
そして、むし歯や歯周病のリスクも大きくなってしまいます。
お子さんの歯並びにも気をつけてあげてくださいね。

 - 歯並びのお話

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