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どうしてむし歯になるの?

   

今日は、「どうしてむし歯になるのか?」を一緒に考えてみましょう。
あなたは、どうしてむし歯になると思いますか?
甘いものを食べたから・・・
歯みがきをサボったから・・・
周りの大人たちから感染した!?
確かに、どれもそれっぽい感じがしますよね。
むし歯になってしまうのは、3つの原因があります。
① 歯質
② むし歯菌(細菌)
③ 糖質を含む食べ物
この3つの要素がそろって、むし歯になります。

歯垢の中の細菌は、食品に含まれる糖分をエサにし、エネルギーに変えて活動します。
糖質は、砂糖や甘いもの、ごはんやパンなど多くの食品に含まれています。
細菌は、活動の過程で酸を出しますが、この酸によって歯のカルシウムが溶け出し、むし歯になります

近年は、これにプラスして時間の経過も1つの原因と言われるようになってきました。
健康なお口の中は中性に保たれていますが、食事をするとお口の中は酸性に傾きます。
酸性に傾いたお口の中は40分ほどかけて中性に戻りますが、その間にダラダラ食べることを繰り返すと、常に細菌が活動したままの状態になります。
つまり、ダラダラと食べ続けることは、むし歯になる危険性が高くなるということです。お子様がテレビを見ながらおやつを食べ続けるとむし歯リスクが高まるのは、こういう理由があるのです。
おやつや間食がすべて悪いものではありませんが、ダラダラと食べ続けてしまうような悪い習慣は、歯とお口だけでなく全身の健康にも影響してきますから、やめるようにしましょう。
そして、この3つの観点から、『食後すぐに歯をみがく』ことがむし歯予防に効果的だということも、よく分かると思います。
100%むし歯にならない方法はありませんが、限りなく100%に近い状態にするためには、歯科医院で定期的に予防(チェックとクリーニング)をすることです。
お1人1人の状態に合わせた歯のみがき方や生活習慣のアドバイスを受けることは、むし歯予防で大変効果的です。気軽にご相談くださいね。

 - むし歯予防のお話

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