噛む習慣を見直そう!
2018/07/10
子どもの頃、食事の時に「よく噛んで食べなさい」と言われたものですが、いつしか噛むことを忘れていませんか?
最近の子どもは「早く食べなさい」とは言われるものの、「よく噛んで食べなさい」ということを言われなくなったように思います。
噛む機能は、生まれつき備わっているわけではなく、子どもの頃に学習することによって身に付いていくものです。
そのため、身体の成長、噛む能力に合わせて、与える食べ物を変化させていくことが大切です。
噛むことは小さい頃からの食事と意識付けの積み重ねによって育てていく、生きていくうえで必要な力なのです。
現代人は、食事にかける時間が短くなり、柔らかい食べ物を好むようになったことなどから、噛む回数が激減しています。
弥生時代の人々は、1回の食事で約4000回も噛んでいたと言われます。それが江戸時代には半分以下になり、現代ではさらに減少しています。
現代人が1回の食事で噛む回数は、約600回と言われ、弥生時代の1/6以下に…
医療の発達で長生きになった一方で、生活習慣病など健康不安を抱える人も多くなったのは、噛むことが疎かになってきたためと言われています。
よく噛んで食べることは健康な身体の第一歩!
皆さんも今日から「噛む」ことを意識して、美味しく楽しい食事をしてみませんか?
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