ストレスに強くなる食べ物のお話
『セロトニン』という物質をご存知ですか?
増えると幸せになれる「幸せホルモン」とも言われ、テレビや雑誌でも話題になる機会が増えています。
セロトニンとは脳内で作られ、精神を安定させるなど「安らぎ」を与えてくれるホルモンです。
例えば、強いストレスにさらされた場合に、血圧や心拍数を上昇させるといった交感神経系の働きが高まることに影響するノルアドレナリンの暴走を抑える役割があります。
あるいは、「よしやるぞ!」という感情と「はぁ~、ダメだ~」という感情のどちらか一方に極端に傾かないように、バランスをとる役割もあります。
また、睡眠ホルモンの材料にもなり、私たちを心地よい睡眠へといざなってくれる役割もあるんです。
一方で、セロトニンが不足すると精神のバランスが崩れて、暴力的(キレる)になったり、うつ病を発症すると言われています。
強いストレスを受けたり、うつっぽく感じるなどしたときはセロトニンが不足しているかも知れませんね。
セロトニンを増やすには、次のようなことが効果的だと言われています。
◆深呼吸をする
◆15分程度の軽いウォーキングをする
◆起きたらすぐに太陽の光を浴びる
◆首を回す
◆何事も頑張りすぎず、適度な休息を心がける
◆泣く(号泣する)
あとは、やっぱり『食事』ですね!
ひとつは、朝しっかり食べること。
朝食をしっかり食べると、セロトニンが増えるそうです。
もうひとつは、セロトニンを作るトリプトファンとビタミンB6を意識して摂取すること。
次のような食品に多く含まれているそうです。
<ピタミンB6を含む食材>
◆赤身の魚(マグロ・カツオなど)
◆肉類(豚肉・鶏肉・牛肉など)
◆レバー(豚・鶏・牛)
◆豆類(大豆・小豆など)
◆果物(バナナ・プルーンなど)
<トリプトファンを含む食材>
◆赤身の魚(マグロ・カツオなど)
◆豆腐、豆乳、納豆、みそ、チーズ、ヨーグルト
◆すじこ、たらこ
◆そば、白米
特に、トリプトファンは人体内では作り出すことが出来ないため、食事で摂取しなくてはなりません。
セロトニンを有効に活用して、ストレスに強い身体を作りたいものですね!
☆ ストレスに強くなるおすすめレシピ集 ☆
(クリックするとレシピにリンクします)
和風豆コログラタン
マグロの香草焼き
マグロとにんにくチップスの海苔巻き
大豆のとも和え
快眠♪豆腐バナナミルクセーキ!!
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