しんデンタルクリニックのメールマガジン

名古屋市西区の歯医者さん、しんデンタルクリニックのメールマガジン♪浅間町駅より徒歩1分。土曜日も診療。

*

おやつの考え方

   

以前のメールマガジンで、甘いおやつがむし歯の原因になる理由をお話したことがあります。
(「甘いおやつとむし歯のお話」→http://goo.gl/RdYGv)
ただ、だからと言って、「おやつ=悪いもの」というわけではありません。
お子さんにとって、おやつ食事では摂りきれない栄養を補うという目的があります。
そして、おやつはお子さんの楽しみでもあり、情操を豊かにしてくれるものでもあります。

あまり神経質になり、楽しみを取り上げてしまうことは、お子さんには悲しいことです。
上手なおやつの与え方を考えて、むし歯の予防、そして健康管理に役立てましょう。
1.砂糖の量に注意!
まず「おやつ=甘いもの」ではありません

甘いものが絶対いけないわけではありませんが、できれば砂糖ではなく、ハチミツや果糖から摂取しましょう。
たとえばジュースにしても果汁100%のものであれば砂糖は入っていません。
逆に、コップ1杯のコーラには、スティックシュガーに換算すると4本分もの砂糖が入っています。
隠れた砂糖には気をつけてください。
季節の果物や手作りおやつなど、内容を工夫してみてくださいね。
市販のおやつを買う場合でも、砂糖よりもキシリトールのものを選ぶようにすることで、むし歯のリスクを下げることができます。

2.食べている時間
ダラダラと長時間にわたっておやつを食べ続ける「ダラダラ食い」は非常に危険です。
ダラダラ食いをすると、お口の中は常に酸性になり、むし歯ができやすくなります。

常におやつを食べられる環境だと、3回の食事の時におなか一杯で嫌いな食べ物を避けるようになり、身体にもよくありません。
時間を決めて与えるようにしましょう。
3.食べるタイミング
例えば、就寝前に砂糖を摂ることむし歯リスクを大きくします。
寝ている間はだ液の分泌量が減り、むし歯になりやすいからです。
お子さんのおやつを考える上では、過剰摂取に気をつけることが大切です。
親御さんがしっかりコントロールしてあげてくださいね!

 - 食生活・生活習慣のお話

  関連記事

よく噛んでむし歯予防と健康促進

よく噛むことは、単に身体に栄養を取り込むためだけではなく、全身を活性化させるのに …

甘いおやつのお話

「甘いおやつを食べたらむし歯になる」 「おやつを食べたらすぐ歯をみがこう」 私た …

よく噛んでむし歯予防と健康促進

よく噛むことは、単に身体に栄養を取り込むためだけではなく、全身を活性化させるのに …

おかあさんだいすき!ママすてき!

最近は、『食育』という言葉をよく耳にするようになりました。 「食の欧米化」などと …

花粉症に効果的な食べ物って?

今年も春と共に、嫌な花粉の季節がピークを迎えていますね。 目がかゆい、くしゃみが …

学校歯科検診の季節ですね!

多くの学校では、毎年5月~6月ごろに、お子さんの歯とお口の健康状態をチェックする …

風邪の予防に食生活を見直そう!

寒くなってくると、風邪が流行りだします。冬は乾燥によりウィルスが侵入しやすくなり …

乳酸菌はむし歯の原因!?

ヨーグルトや乳酸菌飲料に含まれる『乳酸菌』 この乳酸菌が『むし歯の原因』になると …