プラークコントロールって？

最近のＴＶＣＭでは、『プラークコントロール』という言葉を頻繁に見かけるようになりました。

ところで、この『プラークコントロール』とはどのようなものかご存知ですか？

広く一般に知られ、よく使われるようになった言葉ではあるものの、その意味まではあまりよく知られていない言葉かも知れません。

最も簡単に説明するのであれば、読んで字のごとく「プラークをコントロールすること」です。

でも、そもそも『プラーク』って何なのでしょう？

プラークとは、『歯垢』とも呼ばれるもので、歯の表面に固着した細菌の塊のことです。

食後に歯に残った食べかすのことではありません。

プラークは、むし歯や歯周病の原因となります。

ですから、プラークを減らす方向にコントロールする努力をすることを総称して、プラークコントロールと言います。

このプラーク、性質は水回りにできる水垢のようなものとよく似ています。

水垢は、水で流そうとしても落ちませんよね。

水垢を落とすためには、ブラシなどで機械的にこすり落とすはずです。

お口の中にできるプラークも同様で、お口をすすぐ（ぶくぶくうがい）程度では、落とすことができません。

ですから、歯をみがくときには『歯ブラシ』を使うのです。

もうお分かりのとおり、プラークコントロールの基本は『歯みがき』ということになります。

毎日の歯みがきで、きちんとプラークを除去できるように、正しい歯のみがき方をマスターしましょう！

その他にもいくつか知っておいていただきたいポイントがありますので、これから順を追ってお話していきたいと思います。