うちの子の歯並び、良い？悪い？

先日、こんなご質問をいただきました。
「うちの子の歯並びってどうですか？」
「うちの子には矯正治療が必要ですか？」
「気になっていたけど、こんなことを相談しても良いのかなと思って･･･」

確かに、歯並びの相談は、相談すること自体を遠慮なさる方も多いように思います。
本当は、どんな些細なことでもご相談いただいて構わないわけですが、そうは言っても「相談して良いものやら･･･」と迷われるお気持ちも分からないでもありません。
そこで、今回は簡単にできるセルフチェックをご紹介します。
このチェック表で状態を自己診断し、ご相談いただく上でのひとつの目安になさってください。
もちろん、気になる部分があれば、チェック項目に無いことでも、気軽にご相談くださいね！
それでは、セルフチェックのスタートです！
●　歯並びのチェック

□　出っ歯や八重歯があり、笑うと唇から出た歯の表面が乾燥し唇が閉じなくなることがある
□　自然にかみ合わせたとき、下の前歯が１本でも上の歯よりも外に出ている
□　しっかり噛んだつもりでも上下の歯の間があき、噛んだ状態になっていないと感じる
□　上の歯並びのアーチがＵ字型でなくＶ字型になっている
□　歯並びがガタガタで、きれいなアーチになっていない。隣同士の歯が重なっている。
●　かみ合わせ・顎関節のチェック

□　自然に歯を噛みしめて水平に見たとき、上の前歯が下の前歯の半分以上を隠している
□　自然に歯を噛みしめて鏡で見ると、上下の前歯の真ん中の線が極端にずれている
□　どこで物を噛んだらいいのか分からないと思うことがある
□　片方だけでものを噛むクセがある。あるいは、片方だけでしかものを噛めない。
□　あごや顔が曲がっている気がする
□　軽く噛んだ後、さらにギュッと噛みしめると下のあごの位置がずれる
□　ガムやかたいものを噛むとあご顎が疲れる
□　口を大きく開けたり閉じたりすると、カクカク、コリコリと耳のそばで音がする
□　前歯で細いもの、薄いもの、細かいものを噛み切れない
□　いつも顔のどちらか同じ側を下にして寝ている（同じ方向で横向きに寝ている）
□　頬づえをよくつく
●　舌のチェック

□　話したり、物を飲み込むときなど、周りの歯で舌が窮屈だと感じるときがある
□　話し方が「甘ったれている」と言われる
□　舌を上あごに持ち上げたり、「べー」と前に出すことが容易にできない
□　自然にかみ合わせて口を「イー」と広げたとき、歯のすき間から舌が出ている
いかがでしたか？
ひとつでもチェックがつく部分があれば、気軽にご相談ください。