しんデンタルクリニックのメールマガジン

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おやつの考え方

   

以前のメールマガジンで、甘いおやつがむし歯の原因になる理由をお話したことがあります。
(「甘いおやつとむし歯のお話」→http://goo.gl/RdYGv)
ただ、だからと言って、「おやつ=悪いもの」というわけではありません。
お子さんにとって、おやつ食事では摂りきれない栄養を補うという目的があります。
そして、おやつはお子さんの楽しみでもあり、情操を豊かにしてくれるものでもあります。

あまり神経質になり、楽しみを取り上げてしまうことは、お子さんには悲しいことです。
上手なおやつの与え方を考えて、むし歯の予防、そして健康管理に役立てましょう。
1.砂糖の量に注意!
まず「おやつ=甘いもの」ではありません

甘いものが絶対いけないわけではありませんが、できれば砂糖ではなく、ハチミツや果糖から摂取しましょう。
たとえばジュースにしても果汁100%のものであれば砂糖は入っていません。
逆に、コップ1杯のコーラには、スティックシュガーに換算すると4本分もの砂糖が入っています。
隠れた砂糖には気をつけてください。
季節の果物や手作りおやつなど、内容を工夫してみてくださいね。
市販のおやつを買う場合でも、砂糖よりもキシリトールのものを選ぶようにすることで、むし歯のリスクを下げることができます。

2.食べている時間
ダラダラと長時間にわたっておやつを食べ続ける「ダラダラ食い」は非常に危険です。
ダラダラ食いをすると、お口の中は常に酸性になり、むし歯ができやすくなります。

常におやつを食べられる環境だと、3回の食事の時におなか一杯で嫌いな食べ物を避けるようになり、身体にもよくありません。
時間を決めて与えるようにしましょう。
3.食べるタイミング
例えば、就寝前に砂糖を摂ることむし歯リスクを大きくします。
寝ている間はだ液の分泌量が減り、むし歯になりやすいからです。
お子さんのおやつを考える上では、過剰摂取に気をつけることが大切です。
親御さんがしっかりコントロールしてあげてくださいね!

 - 食生活・生活習慣のお話

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