しんデンタルクリニックのメールマガジン

名古屋市西区の歯医者さん、しんデンタルクリニックのメールマガジン♪浅間町駅より徒歩1分。土曜日も診療。

*

治療したから、もうむし歯にならないですよね?

   

患者さんから、
治療した歯だからむし歯にはならないですよね?
と質問されることがあります。
実は・・・むし歯になる可能性はあるんです!
治療した歯に再発したむし歯を『二次う蝕』(にじうしょく)と言います。
過去に治療した詰め物や被せ物のまわりから発生するむし歯のことです。
そういう言葉があるぐらい、一度治療をした歯はむし歯になりやすいのです。
詰め物や被せ物のまわりには、むし歯の原因となるプラーク(歯垢)が付きやすく、むし歯になりやすい状態にあります。

特に、神経を取った歯は痛みを感じないため、発見が遅くなり、治療に時間がかかるケースがよく見られます。
ですから、治療後にむし歯にならないように、きちんと予防していくことが大切です。
まずは、毎日の歯みがきでプラークをしっかり除去できているかどうかがポイントです。
詰め物や被せ物のまわりや歯ぐきの接する部分に歯ブラシの毛先をしっかり当てる
これを意識して歯をみがきましょう!


歯と歯の間は歯ブラシの毛先が届きにくいので、歯間ブラシを使うことをおすすめします。


歯間ブラシの入らない狭いすき間には、デンタルフロス(糸ようじ)を使いましょう!


しっかり歯みがきをしているつもりでも、実際にはきちんとプラークを落としきれていない場合がたくさんあります。
歯のみがき方、歯間ブラシなどのケア用品の選び方や使い方など、どうぞお気軽にご相談ください。

 - Q&A

  関連記事

「フレイル」をご存知ですか?

今、厚生労働省を中心に国を挙げて啓蒙活動を進めている「フレイル」という言葉をご存 …

歯ブラシはどのぐらいの期間使えるの?

今回は、歯ブラシの『寿命』について考えてみましょう。 あなたは、今の歯ブラシをど …

歯みがきのコツってありますか?

むし歯でも歯周病でも、歯とお口の中の病気を予防するために大切なことは「毎日の歯み …

大人にフッ素は必要ないのでしょうか?

フッ素には、次のような効果があります。 1)歯質を強化する(エナメル質を強化する …

心の健康と歯周病の関係

歯周病がさまざまな全身疾患と関係があることは、広く知られるようになりました。 糖 …

『どうしてむし歯になるんですか?』

むし歯になってしまうのは、3つの原因があります。 1.歯質 2.むし歯菌(細菌) …

雨が降ると歯が痛む?

今年も梅雨のシーズンに入りましたが、この時期になると、 「梅雨に入ったら歯が痛く …

どんな歯磨き粉を選べば良いですか?

あなたは歯をみがくときに、歯磨き粉を使っていますか? 多くの方が使用すると思いま …

学校歯科健診
学校検診はどんな検査をしていますか?

新学期が始まると、お子さんたちの歯とお口の健康状態をチェックする『学校歯科検診』 …

キシリトールでむし歯にならないのですか?

もうすっかりおなじみの言葉になりつつある『キシリトール』 どんなものかご存知です …