よく噛もう!卑弥呼の歯がいーぜ!
2017/03/19
食育基本法が制定されたのが2005年のこと。以来、「食育」という言葉が私たちの身近なものとなりました。
健全な食生活の根幹にあるのは、「よく噛んで食べる」ということ。

今回は『よく噛んで食べることと健康』について考えてみましょう。
◆ 噛むことが健康に与える良い影響とは?
よく噛むことは、食べ物の消化を助けたり、脳を刺激して発達を促したり、病気の予防をしたり、さまざまな良い効果があります。
そんな噛むことのメリットを端的に表した標語が、「卑弥呼の歯がいーぜ!」(ヒミコノハガイーゼ)。
ひとつひとつ解説します。
ヒ:肥満防止
ゆっくりよく噛んで食べることが食べ過ぎを防ぎ、肥満防止になります。

ミ:味覚の発達
食べ物の形や固さを感じることができるので、味がよくわかるなど味覚が発達します。
コ:表情や言葉の発達
口の周りの筋肉をよく使うことがあごの発達を助け、表情の豊かさや発音の明瞭さにつながります。

ノ:脳の発達
脳に流れる血液の量が増えるので、子どもは脳が発達し、大人は物忘れを予防することができます。
ハ:歯の病気予防
噛むことで唾液がたくさん出て、食べカスなどを洗い流し、むし歯や歯周病の予防につながります。

ガ:ガンの予防
唾液に含まれる酵素が、食品の発ガン性を抑えるためガン予防にも効果があると考えられています。
イー:胃腸の調子を整える
よく噛むことで消化を助け、食べ過ぎを防ぎます。また胃腸の働きを活発にします。

ゼ:全力投球
しっかり食べることで身体が元気になり、仕事や遊びに集中できます。
よく噛んで食べることには、このような多くのメリットがあります。
一生涯にわたって不自由を感じることなく、おいしいものをよく噛んで食べていけるように、歯とお口の健康を守り続けていきましょう!
◆ 自然と噛む回数が増える!?おすすめレシピ
(タップすると、レシピにリンクします♪)
・半干しカブのアボカドチーズソース(テーマパーク8020さん)

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