妊娠すると歯が悪くなる?
2016/01/21
「妊娠するとおなかの赤ちゃんに栄養をとられて歯がボロボロになった」なんて話を聞くことがありますが・・・
実際にはそんなことはありません。
妊娠すると、ホルモンバランスの変化によって、お口の中の環境に大きな影響を与えます。
歯周病菌が増えやすくなったり、免疫力が低下したり、唾液の分泌量が減ったりと、お口の中には悪いことばかりです。
また、妊娠中はつわりのせいで、歯をみがこうとすると気持ち悪くなって歯ブラシを口に入れられなくなる場合も多く、お口の中にはむし歯や歯周病の原因となる細菌の塊「歯垢」(プラーク)もたまりやすくなります。
こういったことが原因となって、妊娠中は歯ぐきがはれたり、むし歯が痛みだしたりと、お口の中のトラブルが多くなる時期です。
とは言っても、レントゲンや薬がおなかの赤ちゃんに心配だから、「歯医者さんに行かないでガマン!」なんて方も多いのかも知れません。
でも、「歯周病が早産の原因になる」としたら、どうでしょうか?
きっと、そんなことも言っていられないですよね。
歯周病が早産や低体重児出産に関係していることは、近年の研究によって明らかになってきている本当の話です。
細かいお話は避けますが、上記のようなメカニズムで歯周病が早産や低体重児出産に影響を与えています。
妊娠中であっても、ある程度の歯科治療は可能です。
また、「妊娠中」と必ずお伝えいただくことで、歯科医院側もより注意深く治療を行うように気をつけることができます。
もし、歯ぐきがはれたなどのトラブルがあった場合には、ためらわずに歯科医院を受診するようにしてください。
また、予防の意味でも、妊娠中期には必ず歯科健診を受けるようにしましょう!
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