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スギ花粉対策は万全ですか?

   

毎年この時期になると、『スギ花粉』のアレルギー反応に悩まされる方が増えます。
いわゆる『花粉症』というものです。

国土の約12%がスギ林と言われる日本では、春に大量のスギ花粉が飛散するため、花粉症の方の約7割がスギ花粉にアレルギー反応を起こします。
ところで、「花粉症になる人とならない人がいるのはなぜ?」と疑問に思ったことはありませんか?

くしゃみや、鼻水、鼻づまりなどの花粉症の症状は、花粉を体の外に追い出そうとする身体の反応です。
食べ物によってアレルギー反応が起こる方がいらっしゃいますが、花粉症の症状も根源的にはそれと同じメカニズムで起こっているのです。
ですから、花粉という体内に侵入してきた異物に対して抗体ができやすいかどうかで、花粉症になる人とならない人が存在しています。
実は、ここに花粉症対策のヒントが隠れています!
● 異物への反応だから・・・
花粉症の症状は、体内に侵入してきた異物(花粉)に対する反応ですから、できるだけ体内に異物(花粉)が入ってこないようにすることが花粉症対策のキホンです。
○ 室内に入る花粉を防ぐ
室内に入る前には、衣類や髪に付着した花粉をはたき落とすようにしましょう。
また、花粉が付着しやすい素材の衣服を着用するのは避けると良いでしょう。

○ 室内での飛散を防ぐ

花粉は、湿気を含むと重くなって落下します。
言い換えると、室内の湿度を上げれば、花粉が空中で浮遊するのを防ぐことができるということです。
加湿器を利用して室内の湿度を高め、落下した花粉をお掃除してしまいましょう。

○ 身体に入る花粉を防ぐ
マスクやメガネ、帽子を着用することで、身体に入ってくる花粉を効果的に防ぐことができます
普通のメガネでも目に入る花粉量を3分の1程度に減少できますので、『ダテメガネ』も有効な対策です。
花粉症用のメガネを使うと、花粉量を4分の1程度まで減少できると言われています。

また、マスクは最も効果的な花粉症防護グッズです。
マスクも花粉症対策用の商品があるようですが、普通のマスクにひと工夫することで、より効果的に花粉をシャットアウトする方法があります。
水で湿らせたガーゼを中にはさんでみてください
このひと工夫によって、90%以上の花粉をシャットアウトすることができます。
外出しなければならないときには、完全防備でお出かけなさってくださいね。

 - 季節の雑学

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