しんデンタルクリニックのメールマガジン

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歯ブラシの交換時期って?

   

あなたは、今の歯ブラシをどのぐらい使い続けていますか?
ジョンソンエンドジョンソンさんの調査によると・・・
1.「2カ月~3カ月未満」(31.3%)
2.「1カ月~2カ月未満」(31.0%)
3.「3週間~1カ月未満」(16.7%)
4.「3カ月以上」(12.2%)
という結果が出ています。
平均使用日数は51日という調査結果もあり、比較的長い日数に渡って同じ歯ブラシを使い続けている方が多いようです。
実は、「歯ブラシにも適切な交換時期がある」ことをご存知ですか?
そもそも歯ブラシは、毛の弾力性によって歯の表面にこびりついた汚れ、特にプラーク(歯垢)を落とす道具です。
その力を十分に発揮してもらうためには、
毛先の開いていない歯ブラシを使う
ことが大切です。

歯ブラシの毛先が開いてしまうと・・・
1.歯の表面にきちんと毛先が当たらない(つまり、プラーク(歯垢)が落とせない)
2.歯ぐきを傷つけてしまう
3.歯ブラシ自体に細菌が繁殖してしまう
など、たくさんのデメリットがあります。
特に、清掃効果の低下は著しいものがあります。

歯ブラシの毛先がひらいてしまっていては、せっかく丹念にブラッシングしてもみがいているようでみがけていないことが多くなります。
歯みがきはしていても、むし歯や歯周病になってしまうこともあります。。。
毛先が開いてしまったら、必ず歯ブラシを交換してください!

また、何も問題ないように見える歯ブラシでも1ヶ月に1度は交換しましょう
歯ブラシの毛先は少しずつすり減っていき、汚れを落とす力は1ヶ月で50%程度になってしまうとも言われます。
ひとつの目安として、1ヶ月を意識すると良いでしょう。

一方で、もし1ヶ月も経たないうちに毛先が開いてしまうとしたら、あなたの歯のみがき方は、力が入りすぎているかもしれません。
歯をみがくときには、力を入れる必要はありません
ゴシゴシみがくのではなく、1本1本の歯とハグキにハブラシをあてて、やさしく細かくていねいに。
ペンを持つように握って、歯や歯肉を傷つけない軽い力でみがくことで、お口を清潔に保ちましょう。

歯ブラシの交換時期は・・・
1.毛先が外側に開いてしまったとき
2.何も問題ないように見えても1ヶ月に1回は交換する
3.早く開いてしまう人はみがく時に力を入れすぎない
この3つのポイントを忘れないでください。
★★★★★★
「歯をみがこう!」バックナンバー」
第1回 歯ブラシの使い方
第2回 歯みがきのキホン
★★★★★★

 - 歯をみがこう!

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