しんデンタルクリニックのメールマガジン

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歯ブラシの正しい持ち方は?

   

歯をみがくとき、歯ブラシはどのように持っていますか?
この質問をすると・・・
「グーでにぎるような持ち方」
「とりあえずつかんでいる」
という方がとても多いものです。

グーで握ったり、わしづかみにしたり、このような握り方は良くありません。
以前にもお話しましたが、歯ブラシを力いっぱい握ってゴシゴシみがいたからといって、歯がきれいになるわけではありません
歯ブラシは、ペンと同じように握ります。(ペングリップ)

これは力(ちから)の入りすぎを防ぎ、細かい動きをコントロールするために有効な持ち方です。
余計な力が入りにくく、小回りがきき、毛の先が動くため歯にきちんとあててみがくことができます。
「汚れをきちんと落とすためにしっかり握って」という考え方だとしたら、それは大きな誤解です。
くれぐれもわしづかみは避けてください。


力が入りすぎると歯ぐきを痛めるリスクが高まるだけでなく、小刻みに動かすことができずにかえって汚れが落ちないケースも多々あります。
歯ブラシの毛先が1ヶ月も経たずに開いてしまっているようなら力が入りすぎなので、要注意です!
歯は固くて丈夫そう・・・というイメージがあるのか、ついついグッと握って力を入れてみがいてしまう方が多いようですが、今日からその考えを変えましょう!
確かに固いものではありますが、意外にデリケートでなものなのです。
お口の中は『肌と同じ』だと考えてください。
肌をタワシでゴシゴシみがくような人はいませんよね。
力を入れすぎず、やさしく丁寧にみがいてください!
★★★★★★
「歯をみがこう!」バックナンバー」
第1回 歯ブラシの使い方
第2回 歯みがきのキホン
第3回 歯みがきのキホン
★★★★★★

 - 歯をみがこう!

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