歯みがきのコツってありますか?
2015/09/10
むし歯でも歯周病でも、歯とお口の中の病気を予防するために大切なことは「毎日の歯みがき」です。
言い換えると、歯をみがく目的は「歯とお口の中の病気を日々予防していくため」ということです。
歯のみがき方の中でも、歯ブラシの動かし方が最も重要です。
あなたは、どんな風に歯ブラシを動かして歯をみがきますか?
真横にガシャガシャととにかく動かしているだけ・・・だとしたら、きちんと歯をみがけていないかも知れません。
歯をキレイにみがくコツは、部位ごとに適した歯のみがき方(歯ブラシの使い方・動かし方)を覚えることです。
具体的には、次のポイントに気をつけましょう!
1) 奥歯の噛み合わせ面
歯ブラシが届きにくく、汚れが残りやすい部分です。
お口の中にスペースを作り、横からハブラシを挿入します。
歯ブラシを小さく動かし、一本ずつ丁寧にみがきましょう。
2) 歯の表面
歯ブラシを直角にあてて、小刻みに動かします。
力を入れてゴシゴシみがいても汚れは落ちません。
やさしく丁寧にみがくことを心がけましょう。
3) 歯と歯ぐきの境目
むし歯や歯周病の原因となるプラーク(歯垢)がたまりやすい場所です。
歯ぐきに対して45度の角度に毛先を当てて、歯ブラシを小刻みに動かします。
4) 前歯の裏側
歯ブラシを上手に使わないとみがきづらい場所です。
歯ブラシを縦に使い、ブラシの角を使ってみがきます。
歯石の付きやすい場所なので、しっかりみがきましょう。
ただ漫然と歯をみがいていても、歯垢(プラーク)は除去できません。
正しい歯のみがき方を身につけて、毎日のセルフケアをレベルアップさせていきましょう!
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