フッ素のチカラでむし歯予防
2018/01/26
初期段階のむし歯の進行を抑え、歯の再石灰化も役立つフッ素(フッ化物)。

最近よく耳にするフッ素とは、わかめや魚介類、お茶にも含まれる歯を強くする栄養素です。
フッ素は歯にいいと聞きますが、何が具体的に良いのでしょうか?
フッ素を塗布することで、以下の3点のメリットがあります。
- 歯を強く丈夫にする
- 歯の表面に汚れが付着しにくくなる
- 歯がしみるのを防ぐ
これらの3点のメリットは、歯に塗布したフッ素が歯の表面を覆うことで効果が出ます。
■歯を強く丈夫にする
口の中の細菌が歯に付いた食べかすに含まれる糖分を分解し、それによってできた歯垢から発生する酸により歯の内部のカルシウムが溶け出してしまうことで、むし歯ができます。
痛みのあるむし歯やかなり進行し歯に穴のあいたむし歯をフッ素で元に戻す事はできません。
しかしながら、まだ歯に穴が開く前の初期段階のむし歯の場合、歯の表面に付着したフッ素がミネラルを取り込んで再結晶化(再石灰化)し、さらに酸に強い歯を作る効果が期待できます。

■歯の表面に汚れが付着しにくくなる
車のボディなどにフッ素系のコーティング剤を用いられていることをご存知でしょうか?
歯も同じように、フッ素を塗ることによって表面を覆い、汚れや傷をつくにくくする効果があります。
またフッ素は、表面を酸に溶けにくい状態に修復してくれ、むし歯菌、歯周病菌などの細菌から歯を守ってくれます。

■歯がしみるのを防ぐ
歯周病が原因で歯ぐきが痩せて、歯の根元が見えてしまうと、冷たいものを飲んだり食べたりしたときなどに歯がしみることがあります。
そのような症状がある方には、フッ素で歯の根元を覆うことで、歯に対する刺激が抑えられ、しみるのを防げるようになります。

フッ素が配合された歯みがき粉や、歯みがきの後に行うフッ素スプレーなども効果的です。
フッ素入りの歯みがき粉を使用する場合、歯ブラシを歯に対し45度の角度で当てて約3分間みがき、フッ素を口中に行き渡らせるようブクブクうがいですすぐと効果的です。

歯科医院ではフッ素歯みがきよりもさらにむし歯予防が期待できる「フッ素塗布」を実施していますので、興味のある方はぜひお声かけください。
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