今日から目指そう「8020」!
2016/12/24
生涯自分の歯で食べたいという思いは誰もがお持ちでしょう。
平成元年に厚生省(当時)が提唱した「8020(ハチマルニイマル)運動」。
「80歳になっても自分の歯を20本以上キープしよう」というこのスローガンが示された平成元年当時は、「8020」を達成できている75歳以上の高齢者は全体の1割未満でした。
しかし、調査の度に達成人口は増え続け、2012年の調査では高齢者全体の4割近くの方が80歳になっても自分の歯を20本以上残すことができているという結果がでました。
20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。
そのためには、妊産婦を含めて生まれてから亡くなるまで健康な歯を守っていくことが大切です。
では今日から8020を目指すためのポイントとは?
◆胎児期
妊娠中の歯周病は低体重児出産や早産の原因となることがあり、胎児期の4か月頃から歯の元となる物ができ始めるため、食事のバランスも重要です。
◆乳児期
最もむし歯になりやすい時期です。定期的な健診を受け、歯をみがく習慣をつけ、最後は保護者の方が必ず仕上げみがきをしましょう。
◆学童期
歯の生え替わりの時期で、最初に生えてくる永久歯は生涯にわたり咀嚼の中心となる歯です。生えたては背が低いため、注意して磨き、定期的な健診を受けましょう。
◆思春期
ホルモンバランスの乱れや生活の変化により、歯ぐきの腫れや出血などの歯肉炎と共に、むし歯に対するリスクも高くなります。
◆成人期
仕事や家事等の忙しさで、お口のケアを怠りがちな時。歯肉炎が増加し、炎症が進行した歯周炎もみられるようになるため、日頃の自分の歯をみがくクセを見直しましょう。
◆壮年期
40歳代以降は、歯周病などにより歯を失う人が増えてきます。忙しくても年に1~2回は、定期的に歯科健診を受けることが大切です。
◆高齢期
歯を失うケースが増えてきます。1本でも多くの自分の歯を残すようにすることが大切で、自分の歯でよく噛むことにより脳細胞の動きが活発になり、脳の老化も防ぎます。
8020は残っている歯が20本以上なければならないといった厳密なものではありません。
たとえ歯の本数が減ったとしても、「お口のケア」を続けようという意識が大切です。
今からでも遅くはありません。お家でのケアと歯医者でのプロケアを行い、今日から8020を目指しましょう!!
関連記事
-
-
治療を中断するとどうなるの?
突然歯が痛くなり、歯科医院に通い始めたものの、途中で予約の都合が合わなくなったり …
-
-
むし歯の原因は生活習慣に?
「歯をみがいているのに、むし歯になってしまう・・・」 そんな方におすすめしたいの …
-
-
歯科医院のキシリトールガムって何か違うの!?
歯に良い甘味料、むし歯にならない甘味料として、すっかりおなじみになったキシリトー …
-
-
気になりませんか?歯の黄ばみ
にっこり笑った顔に白い歯がキラリ☆ 年代・性別を問わず、健康的な白い歯は相手にさ …
-
-
口臭の4つのタイプを知ろう!
ドラッグストアやスーパーでは、口臭ケアの商品がたくさん並んでいます。 清潔好きな …
-
-
2つのだ液って?
口の中に常にある「だ液」。 影の薄い存在のようですが、実は「だ液」が私たちの健康 …
-
-
自分に合った歯ブラシでみがこう!
毎日何気なく使っている歯ブラシ。 乳歯期用から生えかわり期用、成人用、さらには歯 …
-
-
フッ素のチカラでむし歯予防
初期段階のむし歯の進行を抑え、歯の再石灰化も役立つフッ素(フッ化物)。 最近よく …
-
-
歯のホワイトニングに興味津々!
突然ですが、あなたは笑顔に自信がありますか? 「白くてきれいな歯で最高の笑顔」に …
-
-
歯をケガしたら牛乳を準備!?
事故などで、歯に強い衝撃を受けると、歯が動くようになってしまったり、かけてしまっ …
- PREV
- LINE@ vol.104
- NEXT
- シニア世代のデンタルケア