10月10日は目の愛護デー
2016/10/24
10月10日は『目の愛護デー』ということをご存知ですか?
「10を横向きにして二つ並べたときに、眉と目の形に見える」ことから、この日に決められたそうです。
今では「目の健康を考える日」として、厚生労働省が主催する活動になっています。
皆さんも、この機会に「目の健康」について考えてみませんか?
具体的には、目の健康診断を受診することです。
目の病気は、歯とお口の病気と同じように、ご自身では具体的な症状を感じないままに病気が進行してしまうケースが少なくありません。
ですから「早めの健診」を心がけましょう!
特に40歳を過ぎた方は、緑内障のリスクが高まってきます。
緑内障とは、目から入ってきた情報を脳に伝達する視神経という器官に障害が起こり、視野(見える範囲)が狭くなる病気のことです。
治療が遅れると、最悪のケースでは失明に至ることもあります。
⇒
とは言っても、病気の進行は非常にゆっくりで、両方の目の症状が同時に進行することはまれなので、病気がかなり進行するまで自覚症状はほとんどありません。
これが緑内障の恐ろしさです。
実際に、40歳以上の方の16人に1人が緑内障の症状があると言われています。
40歳を過ぎた方は、ご自身では気になることが無いとしても、1年に1度は目の健診を受診なさってください!
以前、ある患者さんが「目が見えて、美味しいものを食べることができたら、これ以上幸せなことはないですよ」とおっしゃっていました。
本当にその通りだと思います。
人生をより豊かなものとするために、目の健康、歯とお口の健康に気をつけましょう!
関連記事
-
-
口内炎のお話
口内炎で悩まされた経験は、どなたにもあると思います。 食事中に誤って口の中を噛ん …
-
-
口の周りの筋肉を鍛えよう!
唇を輪のように取り囲む筋肉を口輪筋(こうりんきん)といいます。 唇を閉じる動作で …
-
-
インプラントって?
あなたがもし歯を失ってしまったとしたら、どんなことを考えるでしょうか? ・何でも …
-
-
むし歯になりにくい食べ方とは?
むし歯は細菌による「感染症」であるのと同時に、糖尿病や高血圧などと同じ「生活習慣 …
-
-
噛む習慣を考え直そう!
ガムを噛む人が減っているそうです。 全日本菓子協会の調べによると、少子化が進み、 …
-
-
フッ素のチカラでむし歯予防
初期段階のむし歯の進行を抑え、歯の再石灰化も役立つフッ素(フッ化物)。 最近よく …
-
-
えっ!? 神経抜くってどういうこと!?
ズキズキ、歯が痛い!重い気持ちのまま、歯医者に行くと、先生が・・・あぁ、神経まで …
-
-
デンタルフロスで50%→90%!
デンタルフロスを使ったことはありますか? もしかすると、歯ブラシだけでも面倒なの …
-
-
「酸蝕症」をご存知ですか?
近ごろ「酸蝕症」の症状を訴える患者さんが増えています。 初めて耳にする方もいらっ …
-
-
歯をケガしたら牛乳を準備!?
事故などで、歯に強い衝撃を受けると、歯が動くようになってしまったり、かけてしまっ …
- PREV
- スポーツの秋!ウォーキングのすすめ
- NEXT
- 口臭チェックリスト