歯をケガしたら牛乳を準備!?
2017/06/24
事故などで、歯に強い衝撃を受けると、歯が動くようになってしまったり、かけてしまったり、抜けてしまったりすることがあります。

万が一、歯が抜け落ちてしまった場合には、歯を元の位置に植え直す『再植』という治療を行います。
一般的に、歯の組織が生きているうちに元の位置に植え直すほど良いと言われています。
ですから、このようなケースでは、できるだけ早く歯科医院を受診してください。

その際に大切なことは、「歯根膜」(しこんまく)を乾燥させないこと。
歯根膜とは、歯の根の周りに付着しているプヨプヨしているものです。
歯が抜け落ちてしまった場合、まずはこの歯根膜に触れないように、歯についた汚れを水で洗い流します。
そして、乾燥を防ぐために牛乳に浸して、歯科医院に持っていくようにしましょう!

牛乳がない場合には、生理食塩水、もしくは口の中に入れたまま、とにかく乾燥させないようにしましょう!
また、歯が抜けるなどの症状は特に出ていなくても、しばらくしてから症状が出ることもあります。
たとえ痛みはなくても、歯を打ったり、強い衝撃を受けたりした場合には、必ず歯科医院で診てもらうようにしましょう!
でも、その前に・・・歯を打ったり、ケガをしたりしないように、気をつけるようにしてくださいね!
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